Scrum備忘録1 〜スクラムの基礎
Scurmへの理解を深めたい自分のために簡単にスクラムについてまとめてみました。
Scurmとはなんぞ?
アジャイル開発の手法の一つでチームでプロダクトをつくためのフレームワーク。
スクラムガイド(1)には「複雑で変化の激しい問題に対応するためのフレームワークであり、可能な限り価値の高いプロダクトを生産的かつ創造的に届けるためのもの」と書かれている。
つまり...Scrumは限られた期間でより良いものを作るための方法ってわけですな!
なんでスクラムだと価値の高いプロダクトを開発できるのよ?
3つのロール
プロダクトオーナー(PO)
プロダクトバックログの管理責任者。プロダクトバックログの並びの最終決定権を持っている。
スクラムマスター
スクラムがうまく回るようにサポートする。POと開発メンバーの支援が仕事。スクラムの調整役。
開発チーム
開発をするチーム。上下関係はなく機能横断型的なチーム。
この3つのロールの人たちでスクラムチームは構成される。
3本の柱
スクラムは3本の柱に支えられてるんだってさ
- 透明性
- 検査
- 適応
透明性
チームの開発状況や問題が明らかになっていてチームメンバーに共有されている。
検査
定期的に進捗状況やプロダクト、仕事の進め方に問題がないか検査している。
適応
問題が発生した場合にその問題に対応する。
スクラムイベント
スクラムには検査、適応のための4つの公式なイベントがある。
スクラムイベントの説明に入る前にスプリンプトを知らなければなりません。スプリントは1ヶ月以下に区切られた期間のことです。(グーグル翻訳並の日本語力)
この期間の中でスクラムイベントを行いながらプロダクトを開発して、スプリンプトをリリーススプリンプトまで繰り返します。
- スプリントプランニング
- デイリースクラム
- スプリントレビュー
- スプリントレトロスペクティブ
スプリントプランニング
プロダクトバックログ(プロダクトへの要求を重要順に並べたリスト)から今回のスプリントで何を開発するのかを話し合い、開発するために必要な作業を洗い出す。洗い出されたリストをスプリントバックログと言います。
デイリースクラム
スプリントの間に毎日行う15分間のタイムボックスのイベント。デイリースクラムでは
の3点について簡潔に報告!
スプリントレビュー
開発チームの成果物(動作するもの)をプロダクトオーナーが確認!
スプリントレトロスペクティブ
これはスプリントの振り返り。今回のスプリントの検査しまっす!
スプリント
すごくわかりやすい画像があった。
この画像で今までの説明はゴミとなった。ryuzeeさん神。分かり易すぎる。ありがとうございます(T . T)
こうやってスプリントを重ねることで決められた期間でより良いものを作ることが可能になるのか。
短い期間に区切ってイベントを行うことで問題を早期発見することができて対応もできるし
スプリントレビューでPOが実際に動くものを見て意見することで出来上がったときにステークホルダーやPOが思っていたものと違う!という恐ろしいことがなくなる。
スクラムを運用する上で大事なのはチーム全員が3本の柱の重要性を理解してスプリントを行うことなのかな。
スクラムのきついところ
- スクラムガイドにも書いてあるけど習得が困難。簡単そうに思えるけどなかなかうまくいかない。
- コミュニケーション大事。
- タイムボックスは厳守。(タスクが終わってないからとスプリントレビューを延期することなどはできない。)
- チームメンバーの変更が難しい。
一回スクラムマスターやってみたい。。。
参考
スクラムガイド Developed and sustained by Scrum creators: Ken Schwaber and Jeff Sutherland
https://www.scrumguides.org/docs/scrumguide/v2017/2017-Scrum-Guide-Japanese.pdf